あなたの大事な人が
・自分を信じてくれない。
・いつも自分を疑っている。
・アレコレ口出ししてくる・・・
こんなことが多くて、
大好きな人なのに一緒にいるのを窮屈に感じてしまうことがありませんか?
これって、ちょっとした気づきで気にならなくなることもあるものです。
突然ですが、
あなたは、他人とどのくらいの距離を置くのが心地よいと感じますか?
いきなりこんなことを聞かれてもなかなかピンときませんよね。
では、もう少し具体的にしてみましょう。
例えば、
パートナーと同じ部屋にいるとき、あなたはあなたの好きなことをしているとします。
そのとき、相手にはどうしていてほしいですか?
① あなたと一緒に同じことをしててほしい
② 何か別な事をしていてもあなたを見守ってい欲しい
③ ただそこにいてしたいことに専念しててほしい
この記事に興味をもってくださった方は、②や、③と答えた人が多いのではないでしょうか。
人はいつも、無意識に他人と接していますが、
相手との距離をどのくらい取るのが心地よいかは人それぞれです。
もちろん、相手と「どのくらい親しいか」、「どのくらい好意をもっているか」、そういったことでも違ってくることではあります。
そういった条件を全く同じにしたとしても、ここちよい距離感は人それぞれです。
どんな時にも、二人で同じ方向を向いて、同じことについて考え、同じ目標をもって進みたい。
という人もいれば、
どこを見て、何をしていてもいい。
ただ、ふと振り返ったとき、そこにいてくれればいい。
という人もいる。
本当に、人それぞれです。
さて、あなたはどうでしょうか?
そして、相手はどうでしょう?
「あなたが相手と取りたい距離」と、「相手があなたと取りたい距離」は同じでしょうか?
そう。
この距離の差が大きいほど、相手への不満は大きくなりますよね。
いつも二人で何かしたい人には、「ただそこにいてほしい」という人の行動はとても冷たいものに感じられるかもしれません。
逆に、
ただそこにいてほしい人には「常に二人での行動を求められること」は窮屈でしようがありませんね。
「相手がもつ距離感」と「あなたがもつ距離感」が同じだと認識していると、
相手の行動だけみて
「私に感心がないのかな」「私は好かれてないのかな」なんて感じたり、
もしくは、
束縛されることがきゅうくつになって、逃げ出したくなったりするかもしれません。
そう。
相手が「自分を信じてくれない」「束縛してくるのが窮屈」・・といったことを感じている場合、
相手はただちょっと、あなたが遠くに感じて心配になっているだけかもしれませんよ。
人はそれぞれ、心地よいと思う距離感がちがう。
このことを知っていると、相手のあなたへの行動の意味がちょっと分かりやすくなるのではないですか?
人との距離。
日常のなかで、ちょっとだけ意識してみてください。
いろいろ発見があるかもしれませんよ。